まとまった音源が聴きたい人たち Vol.1
初めましてdezaoです!(dezao(デザオ) (@dezao1996) | Twitter )
ツイッターの方にも散々書いてきたのですが、世の中にはなかなかまとまった音源を出してくれない人たちがいっぱいいます。そこで、今回は僕の思うまとまった音源が聴きたい人たちを紹介したいと思います。気になったらどんどん曲聴いちゃってください!
1. 唾奇
唾奇-HITO- (@tubaki_0804) | Twitter
今年8月に名古屋を拠点に活動するレーベル・PitchOddMansionに加入した沖縄出身のラッパー。同レーベルのラッパーWarbo、ビートメイカーSoul BambooとのThree WalksでEPの配信を予定している。独特ななまりがあるラップはスッと耳に入ってきて聴けば聴くほどクセになる。メロウな曲のときに聴ける等身大なリリックもすごく良い。来年にはアルバムが聴けるだろうか。
・唾奇 道-TAO- prod by. TNG - YouTube
・唾奇 道-TAO- prod by. TNG - YouTube
・Let me (Prod. Sweet William) - 唾奇 by Sweet William / SW | Free Listening on SoundCloud
・TNG - KIKUZATO feat.唾奇【MV】 - YouTube
2. BANKROLL
BigSantaClassic (@BSCfromBankRoll) | Twitter
東京都世田谷区の喜多見で生まれ、2~3年前にクルーとしての活動を始めたKANDYTOWN。最近はストリートアルバムの発売やIO, DONY JOINT, YOUNG JUJUのBCDMG加入などでさらに注目を集めている。
KANDYTOWNは元々YaBastaとBANKROLLという2つのグループのメンバーを中心に出来たクルーであるが、今回紹介したいのはそのBANKROLL。RYOHU, IO, DONY JOINT, BSC, DJ MASATOから成るこのグループは今年に入って2つのミュージックビデオをYouTubeに上げている。「KING」は今年2月に急逝したKANDYTOWN、またはBANKROLLの精神的支柱であったYUSHI (a.k.a. ドカット、元ズットズレテルズ)に捧げた曲であり、普段はあまり聴くことの出来ない感情のこもったラップが印象的だ。一方、「LOST MY MIND」は哀愁漂うトラックに4人がひたすらクールにラップを乗せる最高の一曲。
来年2月にはIOのソロアルバムのリリースが予定されている。これからもクルーやそれぞれソロでのアルバムは制作されるだろうが、BANKROLLとしてのまとまった音源も聴きたい。
・BANKROLL - KING by KANDYTOWN LIFE | Free Listening on SoundCloud
・BANKROLL - LOST MY MIND (BANKFRIDAY -Last week-) Presents by KANDYTOWN - YouTube
3. CAOS
CAOS (@murasakiyusuke) | Twitter
主に関東で開催されるMCバトルやライブイベントに出演しているラッパー。MC KUREIとともにKure:Osとしても活動している。KZ氏の言葉を借りると「律儀に韻踏みながらの、節回しが気持ちいい」ラップ。録音環境がもっと良ければまた聴こえが違ってくるだろうし、これからに期待。
・真夜中のコンビニエンス/CAOS by CAOS@ikemen | Free Listening on SoundCloud
・マイペース/CAOS by CAOS@ikemen | Free Listening on SoundCloud
・After the rain by CAOS@ikemen | Free Listening on SoundCloud
4. MOUNTAIN DEER
ハッピィイチロォ/News.tw (@ymg_mchappy) | Twitter
FIZZY LIP (@FizzyLip1982) | Twitter
RAKABEE、HAPPYICHIRO、FIZZY LIPの3MCで熊本を中心に活動する4人組。クルー自体は1996年に生まれたが、アルバムを一枚出した後は個々で活動していたらしい (情報が少ないため曖昧)。
2014年に再始動してから現在までにiTunesでシングルを6曲リリースしているが、その6曲すべてでPVを制作するというかなりの力の入れっぷりである。キャラ立ちのしっかりしたマイクリレーは各々の確かなキャリアを感じさせる。フロアを盛り上げそうなものからじっくり聴かせるもの、ストーリーテリングものまで曲の幅も広い。また、どれもトラックのクオリティが非常に高い。もうこうなってくればまとまった音源に期待するしかない。早く彼らのまとまった音源に耳を預けたい。
と思ってたら2016年1月1日にEP「Rebooted」を発売するというニュースが。楽しみ!
・MOUNTAIN DEER "TIME" - YouTube
・MOUNTAIN DEER "SAILING LARGE" - YouTube
・MOUNTAIN DEER "Shut Down" - YouTube
・MOUNTAIN DEER "4 storys" - YouTube
・MOUNTAIN DEER "FLIP THE PYRAMID" - YouTube
5. imaginion
tao (@tao_imaginion) | Twitter
現在は解散してしまっているグループだがメジャーでの活動経験もあるAstroのメンバーであったpepue、taoの2人組。ライブはしばしば行っているが音源はサウンドクラウドやMySpaceにアップしているだけでリリースはしていないらしい。数曲聴いたところでは、エレクトロニカを基調としたトラックと伸びやかなラップが特徴的だ。音源をリリースするということになればより名を上げることになりそう。
・Ten to Sen by Tyme.& imaginion by Tyme. / Tatsuya Yamada | Free Listening on SoundCloud
・そらいろすらいど(demo) by imaginion | Song | Free Music, Listen Now on Myspace
・Hello Worlds by imaginion | Song | Free Music, Listen Now on Myspace
6. SHAKE
SHAKE (@SHAKETakuya) | Twitter
大阪で活動するラッパー。以前友人から「大阪で一番ラップ上手いしカッコいい」と聞いてすぐに検索、そして見つけたのが「Flow」という曲だった。歯切れの良さと粘り強さを兼ね備えたラップが魅力だ。もっと他の曲も聴いてみたい。友人曰く「ライブはもっとヤバい」らしいので機会があれば是非見たい。
・01 Vermilion /"SHAKE" Beat by."Geminis Azul" by SHAKE | Free Listening on SoundCloud
・ギャンギャン/DOOKE Feat.SHAKE,WINRAN,MONSTA - YouTube
7. JEVA
鷹の目主宰のJET CITY PEOPLE(以下JCP)に所属するラッパー。クセのあるラップで強者揃いのJCPの中でも負けずに存在感を放っている。JCPのコンピレーションアルバムや、サウンドクラウドの曲にしばしば参加してはいるが、それらは彼の実力のほんの一部に過ぎない気がする。もっといろんな曲を聴いてみたい。
・【PV】Peach / Jeva - pro.katafuta - YouTube
・[PV] ZOO & JEVA - SUB-NAGOYA HOMESICK BLUES - YouTube
・[PV]DJ Nej - 真夜中 feat. JEVA - YouTube
8. カツヲ
またの名を視聴覚アルピニスト。遍在groupsounds、NJCに所属する長崎出身のラッパー。各地のMCバトルでも名を馳せているが、彼が本領を発揮するのは音源だろう(バトルはほとんど見たことがない)。
朋晃のプロデュースアルバム『AKAGAMI MC'S VOL.1』に収録されている「hopeless」(リンクが無いのが残念)で初めて曲を聴いて完全に掴まれた。声の良さも魅力だが、所々に印象に残るフレーズをしっかり残してくるところに、ただだらだらと言葉を連ねるだけのラッパーとの確かな違いを感じる。他にもDJ MOTORAのアルバムなどで彼のラップが数曲聴けるがまだまだ物足りない。まとまった音源が聴きたい。
・Acro feat.カツヲ/ DJ MOTORA - YouTube
・マトリョーシカ feat.dj motora/ カツヲ - YouTube
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